2022年7月1日（金）
サプライチェーンを支える企業間物流では、労働力・トラック不足とドライバーの時間外労働規制により物流サービスの供給が需要を大幅に下回る「物流クライシス」の常態化が懸念されています。
また燃料価格の高騰に伴い県内製造業、運送業者のコストも増加し、経営を圧迫しています。
このような背景を踏まえ、地域物流の革新と高騰する燃料価格に対する事業者支援を目的とし、岐阜県による「サスティナブルな地域物流モデル推進事業費補助金」の交付が決定されました。
本事業の内容は、デジタルを活用した効率的で持続可能な地域物流を構築し、利用事業者に一定の運送補助を実施するものです。
㈱セイノー情報サービスは、「戦略的イノベーション創造プログラム（SIP)」のスマート物流サービスの代表研究機関として採択され、「地域物流」をテーマに約2年間の研究開発を進めてきました。
今年度は、SIPから「地域物流」社会実装の命を受け、岐阜県下製造業を中心に展開を計画していたところ、岐阜県より補助事業者の指定を受けて推進するものです。