ロボットマネジメント​

RMS

概要

ロボットやマテハンを導入するには、倉庫管理システム(WMS)や生産管理システムなどの業務システムへ制御機能を実装する必要があるため、初期のコストや導入期間を大幅に要します。

当社は、物流ロボットと業務システムとの連携部分を共通部品「RMS(Robots Management System)」化し、業務システムとセットでサービス提供しています。 RMSは多種多数のロボット・マテハンを制御するための共通機能が備わっており、コストの抑制と現場への早期導入を実現します。

様々な物流ロボットと業務システムの連携


RMS(WES)で物流ロボット導入を成功に導く

  

RMSとは(WCS・RCS・WESとの違い)​

物流センター内のロボットやマテハン、デバイスを制御するシステムとして、WCS・RCS・WESといったシステムがあります。​


WCS
  • ・倉庫制御システムのことでWarehouse Control Systemの頭文字をとった略称​
  • ・ロボットなど物流センター内で活用される設備機器を制御​
  • ・複数台のロボット・マテハン・デバイスを制御可能​
RCS
  • ・ロボットコントロールシステムのことでRobot Control Systemの頭文字をとった略称​
  • ・産業用ロボット(物流系を含む)の動作を制御し、加工・検査・搬送などの各作業を自動的に実行​
  • ・ロボットそのものに入れられている(ロボットを動かすための)システム​
WES​
  • ・倉庫運用管理システムのことでWarehouse Execution Systemの頭文字をとった略称​
  • ・複数の倉庫制御システム(WCS)や自動倉庫システムを統合管理し、倉庫業務の自動化を支援​​
  • ・様々な種類のロボット・マテハン・デバイスを複数台、制御可能​​

WCS、WESに関する詳しい解説はこちら



RMSとは
セイノー情報サービスのRMSはWESに類するソリューションです。
人とロボット・マテハン・デバイスをつなぎ、運用を円滑にします。
  • ・WMSなど業務システムの情報を、ロボット側システム(WCSまたはRCS)へ連携​
  • ・複数のWCSや自動倉庫システムを統合管理
  • ・各システムへの改修を最小限に抑え、スピーディな導入を実現​

   RMSの機能マップはこちら​

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特長

1. 集中管理と最適コントロール

多種多様なロボット・マテハン・デバイスを集中管理・コントロールし、業務全体の生産性向上を実現します。

  • ・各種業務システムとつなぐ
    →業務要求をさまざまなロボットやデバイスへ変換
  • ・多種多様なロボット・マテハン・デバイスとつなぐ
    →ロボット毎のシステムの乱立を抑制

2.柔軟且つスピーディに対応

変化の激しい物流現場では、運用方法に合わせて使用するロボットも柔軟に選択する必要があります。中間に共通インタフェースを備えることで、スピーディな導入と早期の導入効果を実現します。

  • ・さまざまなロボットとの接続インタフェースを装備
  • ・それぞれに業務に適した複数のロボットの選択が可能
  • ・初期投資を抑えたレンタルやサブスクリプション形態での利用も可能(一部製品)

3.デジタルツイン化の推進

ロボットの稼働状況や作業指示に対する進捗情報を収集し、デジタル空間で見える化・シミュレーションします。

RMSシステム構成図

効果

  • ・ロボットによる現場の省人化、省力化を推進 現場の自動化により、作業の品質向上と効率化を実現
    業務シーンに合ったロボットを選択することで業務全体の生産性の向上を実現
  • ・業務システム側の改修コストを抑制 多種多様なロボットやマテハン、デバイスと業務システムとをシームレスに連携
    管理システム乱立の抑制とインタフェース開発のコストを抑制
  • ・変化に素早く対応し早期に導入効果を享受 レンタル・サブスクサービスで、初期投資を抑え早期導入を実現
    繁忙期や売上拡大など、物量に応じた設備増強へも迅速に対応
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