AI画像検品 iSCAN
概要
iSCAN は、タブレットやスマートフォンのカメラで撮影した画像をAI画像認識技術を活用して、製品の検査や検品を支援するソリューションです。
事前にAIへ学習データを投入しておき、現場のカメラで撮影した画像や動画をAIへ連携することで対象物を識別したり、学習データとの変化や違いを自動で読み取ります。

iSCANの概要
業務適応範囲
サプライチェーン上のさまざまな作業工程で品質検査が行われており、物流倉庫での出荷検品
のみならず広い業務範囲で適用でき、作業品質の向上や業務の効率化に貢献します。

活用シーン
- ・品質チェック:商品の外観、ラベルの位置、傷つき
- ・数量チェック:入荷数、出荷数
- ・トレース管理:検品結果の画像参照
特長
1.作業削減・省力化
- ・検品作業の簡略化
- ・コンベアを組合せた作業ラインの自動化
2.品質向上
- ・AI画像検品による誤出荷防止
- ・画像蓄積によるトレース向上
3.継続的な運用改善
- ・ユーザーによる適用範囲の拡大
- ・継続的な検品精度のレベルアップ
効果
- ・リストによる検品作業の簡略化
AI画像検品により、今まで目視や手作業で行っていた作業が自動化できます。
目視と違って数秒で検品できるため、検品にかかる作業時間の短縮に繋がります。 - ・検品作業の自動化
AI画像検品とマテハン機器を組み合わせることにより、検品作業の完全自動化を目指すことができます。
ライン設備による自動検品は人手を介さないため、省力化や属人化の解消が望めます。 - ・誤出荷防止
「人の目」で実施していた目視検品の業務を「AIの目」によるAI画像検品に置き換えることで、検品精度の向上を狙います。
また、画像を撮るだけの運用のため、担当者の熟練度に関わらず一定の品質を確保することができます。 - ・トレーサビリティ管理
検品した画像の結果を一定期間保持することで証跡管理(いつ、誰が、何をチェックしたかの確認)が可能です。
また問題発生時には、画像を見返すなど問題解決に役立ちます(トレースバック) 。 - ・適用範囲拡大
ユーザー自身でAI(画像検品モデル)を作成することが可能であるため、AI検品を行う適用業務の拡大も自由に行えます。
AIの作成は検品対象の画像を複数枚用意し、対象物がどこに写っているかマークをつける(タグ付け)だけと、容易に行えます。 - ・検品精度のレベルアップと横展開
一度作成した検品モデルに対して画像の追加を行うことで、検品精度がより向上します。
また利用するラインが増えた際も画像を撮影できる環境であれば、タブレット等の機器を増やすことで容易に横展開できます。