導入ソリューション
- 輸配送管理
- 統合物流管理
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- 企業名
- 運輸・倉庫業
- カテゴリ
- 輸配送管理(TMS)
- 業種
- 運輸・倉庫業 国際物流サービスの提供
概要
A社様は、日本国内のみならず全世界にロジスティクスネットワークをもち、国際物流サービスを提供されています。今回は、メイン事業である3PLサービスの改善に取り組まれました。
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課題
- ・最適な配送計画を立てるのにとても手間がかかる
- ・配送計画を特定の担当者に依存している
- ・コスト削減の活動が行えない
- ・問合せに対しすぐに回答できない
課題
最適な配送計画にとても手間がかかる

A社様は配送計画を立てる手間を、負担に感じられていました。 なぜなら、日々の出荷を計画するために、配送コストを意識しながら最適な輸送モード(ルート配送、チャーター、路線便)や物流業者、さらに荷物制約(重量・容積など)、車両制約(車種・運行時間など)、配送制約(時間指定など)までを考慮しなければなりません。そのため、まだまだ最適な配送計画が立てられていないと感じており、コスト削減の余地があると考えられていました。 業務改善も大きなテーマで、配送計画や配送実績、トラブル実績を正確に掴めておらず、十分な改善活動ができていませんでした。 また、配送計画を特定の担当者に依存している点も問題でした。 その他、配送状況がすぐにわからないため、お問合せの回答に時間がかかっている状況も改善したいと考えられていました。
課題解決方法
配送計画 配送計画は、配送コストや輸送モード、物流業者や荷物の条件などから決定されます。それを最適にするにはあまりに複雑で人手では限界があるため、システム化により短時間で配送計画が立てられるようにしたいと考えられました。 コスト削減 コスト削減の活動には、配送実績やトラブル実績などが必要なため、一元管理するシステムによって解決しようと考えられました。 問合せ対応 お客様からのお問合せに対して迅速に回答するには、配送業者のドライバーに確認する時間を省かなければなりません。それらの情報収集をシステム化することで、手間をかけずリアルタイムに把握したいと考えられました。
全ての課題に対する適切な対処

A社様はシステム導入に向けて、数社に声を掛け検討を開始されました。 提案を受けた中で、西濃運輸グループであるセイノー情報サービスは、物流に関する知識が深いこと、多くの導入実績があり経験が豊富なこと、全ての課題に対しての対処が適切だったことが評価されました。 物流管理 採用された統合物流管理システム LMSでは、受注から配送計画までの情報を管理します。配送計画をする際に必要な、輸送モードや配送業者などのマスタを設定しておくことで、出荷計画が簡単に立てられるようになります。さらに、全情報が一元管理できることで、改善活動などの元データとしても活用できます。 輸配送管理システム ASPITSでは、ドライバーのスマートフォンのGSP機能を使い、事務所からリアルタイムに車両の位置を確認できるようになり、お問合せに対して迅速に回答できます。
- ・受注から配送までの情報を一元管理できる「統合物流管理 LMS」は、配送計画の簡素化やコスト削減などの改善活動に活用できる
- ・「輸配送管理 ASPITS」を用いて車両の状況をリアルタイムに確認できる
導入の効果
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01配送計画の簡素化
短時間で最適な配送計画が立てられるようになりました。車両の積載率が大きく向上し、配送車両台数が減少したことでコスト削減に繋がりました。
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02配送計画の標準化
配送計画が簡素化されたことで、担当者以外でも効率的な配送計画が立てられるようになりました。
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03配送遅延の抑制
ムリのない配送計画が立てられるようになり、配送遅延などのトラブルが減りました。
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04定期的な業務改善
配送実績やトラブル実績を一元管理でき、業務改善やコスト削減の活動が行えるようになりました。
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05問合せの迅速な回答
事務所から車両の位置や配送状況が、リアルタイムに確認できるようになったため、お客様からのお問合せに対し迅速に回答できるようになりました。