人手が少なくて、やりたいことが全然できない…。
本当はパートさんに任せたい作業がもっとあるのに、結局自分も手を動かさないと現場が回らないなんてこと、ありませんか?
数字のチェックや報告書の作成、改善活動も考えたいのに、体は現場作業でいっぱい…
「あれ?自分はリーダーになったんじゃなかったっけ…?」
と、自分でもツッコミたくなる毎日です。
気づけば、手を止められないまま、休憩もとれず、作業に追われて時間だけが過ぎていく。そんな現場の現実は、誰でも少なからず経験するものです。
このまま人が増えなかったら…
このまま人が増えなかったら、どうなるんだろう…と不安になりますよね。
社員もパートさんもフル稼働で、休憩もままならず、やりたいことも後回し。
「もっと効率化しなきゃ」「どうにかしなきゃ」と焦るけど、目の前の作業が山積みで手も足も出ません。気づけば現場の疲弊はどんどん加速してしまいます。
少しでも負担を減らすためにできること
忙しい現場で「どうにかしなきゃ」と焦るばかりだと、心も体もヘトヘト。
でも、ちょっと工夫するだけで、社員もパートさんも無理なく動けるようになるんです。
ここでは、世の中の物流センターでも実践されている、人手不足でも現場を回すための3つの方法をご紹介します!
- ①社員がやらなくてもいい作業を整理する
まずは「社員がやる必要のない作業」を見直しましょう。
例えば、シフトの原案作りをパートさんにも手伝ってもらい、社員は最終調整だけをするという方法があります。また、現場の進捗確認や当日の作業分担をパートのリーダーに任せることも可能です。
こうして社員の手が空くことで、数字の確認や報告書作成、改善に向けた作業に集中できるようになります。 - ②業務の見える化で偏りを調整
誰がどの作業をしているか、作業量はどのくらいかを簡単に見える化するだけでも、現場はぐっとスムーズになります。
人によって作業スピードは異なるため、誰に一番負荷がかかっているかを把握するのは意外と大変です。しかし、負荷の偏りを把握できれば、社員もパートさんも疲弊しにくくなり、協力もしやすくなります。
そのためにも、生産性を見える化する仕組みの導入を検討してみると良いでしょう。 - ③機械やツールで人手を補う
最近は、作業の一部を自動化できる機械や、簡単に使えるITツールも増えています。
例えば、入出荷のバーコード管理や在庫チェックを自動化できるWMSや、作業指示をデジタルで共有できるチャットアプリなどがあります。「これがあれば、人手が少なくても回せるかも」と思ったら、上司やチームで導入を検討してみましょう。
仕組みで補うことで、社員の現場作業の負担をぐっと減らし、数字の確認や改善作業など、やりたかった仕事に集中できるようになります。
忙しい現場でも、少しずつ改善できることはあります。
小さな工夫を積み重ねることで、疲弊しがちな現場も回しやすくなり、社員としてやりたいことにも手が届くようになります。
「忙しすぎて手が回らない…」と悩む日も、少しずつあすべき姿の物流センターを作っていく一歩です。
今日も現場で汗をかきながら、少しずつやり方を整えていきましょう。
人手不足という現実は変わらなくても、工夫次第で働きやすさは確実に変わります。




