「もっとやってよ！」押しつぶされる新任リーダーのリアル

現場リーダーになったのに、なぜか空回り気味。
パートさんからは「リーダーなのにそれ知らないの？」と言われ、
上司からは「もうちょっとまとめてよ」とプレッシャー。
どっちからも期待されるのに、気づけば板挟み状態。
毎日「もっとちゃんとしてよ！」の声に押し潰されそうで、心の中では小さく「はいはい、がんばります…」と自分に言い聞かせる毎日です。

孤独な新任リーダー

まだ現場を全部把握できていないけど、「リーダー」として指示を出さなければいけません。
でも実際は、ベテランパートさんの方がずっと現場に詳しく、立場は上なのに空気的には下。
「なんで自分が注意されてるんだろう」と思う瞬間が、いちばんつらいですよね。

しかも、パートさんたちは年上の方も多いです。下手をすると親より上の世代の人も。
だから、強く言い返すわけにもいかず、
「リーダーって、こんなに気を使う仕事だったっけ…」と心の中でため息です。

空回り注意！ちゃんとしなきゃ病

だからこそ、「ちゃんとやらなきゃ」と気合を入れて今日も出勤するのですが、
その気合が空回りするのがリーダーあるある。
パートさんに指示を出しても反応が薄く、『頼りないと思われてるのかな…』とちょっと凹む瞬間もあります。上司に相談しても「もうちょっと自分で考えてみて」と言われ、結局、どこにも居場所がない気がしてしまいます。

けれど、本当はできるように見せるよりも、できないことを素直に聞けるほうがずっと大事ではないでしょうか。
最初から完璧なリーダーなんていません。
「すみません、まだ覚えてなくて。教えてもらっていいですか？」
その一言で、空気がふっとやわらぐこともあります。

押しつぶされないための３つのコツ

リーダーの重圧を少し軽くするために、意識しておきたい３つのコツがあります。

• ①知らない自分を認める勇気をもつ
  まずは、完璧に見せようとしないこと。
  「教えてください」と言える人のほうが、結果的に信頼を得やすいです。
• ②助けてもらう側に回る
  「すみません」よりも「助かります！」
  頼り方を変えるだけで、協力してくれる人が増えていきます。
• ③一人で抱えこまない
  同じ立場の仲間に話すだけでも、気持ちは軽くなります。
  上司や同僚、他部署のリーダーなど、ちょっと話せる人を見つけましょう。