「そろそろ物流システムを見直すって話が出てるけど、正直何から手をつければいいんだろう…」
今、まさにそんな気持ちでいませんか?
社内で改善意識が高まってくると、IT担当の若手でも「選定プロジェクトに関わりたい!」と思う場面が増えてきますよね。
ここでは、若手でも実務の中で活かせる、物流システムベンダーの選び方のポイントをまとめてみました!
まずは情報を整理しよう
若手が関われる最初のステップは、情報収集と整理です。
「どんなベンダーがあるか」「どのシステムがどんな特徴か」をまとめるだけでも、プロジェクトに大きく貢献できます。
ポイントは、単にカタログを集めるだけでなく、現場の作業や課題に照らして「ここは便利そう」「この機能が足りないかも」とコメントを付けて整理することで、マネージャーが比較検討する際に、とっても役立ちます。
現場の声を伝えるブリッジ役に
ベンダー選定では、現場の作業感覚が意外と反映されないこともあります。
ここで若手ができるのは、現場とプロジェクトの橋渡しです。
「この棚での作業はAIでも判断が難しい」「この手順は短縮した方が効率的」など、現場担当者の生の声を整理してマネージャーに届けましょう。
現場の声が反映されると、導入後の混乱や不満も減りますし、若手としての存在感も上がります。
デモや試運用は積極的に体験
システム導入では、ベンダーのデモや試運用のタイミングがあります。
若手はここで実際に触れて、課題や改善点をメモする役ができます。
「この画面の操作、ちょっと直した方がわかりやすいかも」「この自動化機能、現場では逆に手間になる」
こうした気づきをまとめて共有するだけでも、プロジェクトに貢献できます。
作業者に近い視点を持つ若手は、ここで重要な役割を担えるんです。
小さな改善提案が大きな力に
最後に意識したいのは、自分なりのアイデアを提案すること。
日々の作業で気づいた効率化ポイントや「こうしたらもっと楽になるのに」というヒントは、システム選定時に価値を発揮します。
小さな提案でも、AIや自動化機能と組み合わせることで、現場全体の効率アップにつながります。若手だからこそ、柔軟にアイデアを出せるのが強みです。
物流システムの選定は、決定権を握るマネージャーだけの仕事ではありません。
若手でも、情報整理・現場の声の橋渡し・デモや試運用・改善アイデアの提案という形でしっかり関わることができます。
少しずつ関わることで、プロジェクトの理解も深まり、現場改善の力も自然と身についていきます。
今日からでも、まずは現場の課題や気づきをメモすることから始めてみましょう。
それが、これからの物流システム改善で求められる若手の役割です。




