2021.4.20

<第5話>生産管理システム活用事例(電子部品製造メーカー)

環境変化に対応できる 生産管理のしくみ

 

今回は、当社の生産管理システム SPENCER の導入を通して整流化を実現する改善事例をご紹介します。

生産管理システム SPENCER 導入事例E

ある電子部品製造メーカーが、スマートファクトリー化の一環として物流構造を改善し、それに伴い生産管理システムへの投資を推進した事例です。
活動のポイントを簡単にご紹介します。

  1. 1. 門前倉庫を設け、製造前物流を工場から分離
  2. 従来は工場ごとに保管していた部品在庫を門前倉庫で集約保管し、工場の在庫保管スペースを極小化します。さらに、部品はキット化してから工場へ納品することで、工場の入荷作業における負荷を軽減し入出荷作業者を削減します。
  3. 2. 可視化レベルを向上させ、調達・補充計画へ活用
  4. どこに、何が、どういう状態(部品・仕掛品・製品)で、いくつあるのかをSPENCER上でリアルタイムに可視化します。そして門前倉庫で、需要変動と最新の在庫状況を基に、調達・補充計画を立案します。この仕組みが機能することで、生産に必要なモノが、必要な時に工場へ補充されるようになります。
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    まずはこれらの活動により、JITでの生産を実現するために、モノの流れを整流化します。そうすることで、顧客ニーズに合わせた小ロット製品を、大量生産と同等の生産効率で実現するスマートファクトリーを目指されています。

 

まとめ

今回の事例では、情報を一元管理・共有するコミュニケーションプラットフォームを、工場内の生産業務だけでなく、門前倉庫や、調達・物流工程にまで広げました。
製造工程は、実は細かな物流工程(モノの動き)の積み重ねでもあるため、物流工程をリアルタイムに可視化して最適な計画を立案することは、製造現場の改善に有効な手法です。
スマートファクトリー化に向けた取り組みの1つとして、ご検討されてはいかがでしょうか。


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