ロボット導入の検討を任され、Webの動画や展示会の資料を見比べている。
どれも良さそうに見える一方で、「結局、何が違うんだろう」と手が止まる。
比較表を作ろうと思うが、項目をどう埋めるか、頭の中が整理しきれないまま時間だけが過ぎていく…。
ネットの動画だけでは埋まらない「比較表」の空欄
動画でロボットがキビキビ動く姿は見ているけれど、いざ自分のセンター当てはめてみると、具体的なイメージが湧きにくいものです。「この狭い通路を通れるのか?」「今の棚はそのまま使えるのか?」といった、現場を知っているからこその疑問が次々と湧いてくるはずです。
そして何より「今の業務のどこにロボットを入れればいいのか、本当に人を減らせるのか?」という一番知りたいポイントが、カタログスペックだけでは見えてきません。
結局、何が自社にとっての正解なのか確信が持てず、報告書の前で手が止まってしまう……。
これは珍しい事ではありません。
比較検討で見えてくる「カタログ外」の課題
いざ検討が進み、ロボットベンダーの説明を聞くと、どうしても「自社製品の良さ」ばかりが強調され、現場にとって都合の悪い情報はなかなか得られないものです。特定の製品に偏らず、自社の現場に本当に合う一台を見極める能力が必要になるでしょう。
また、ロボットを導入した箇所だけが速くなっても、その前後の業務がボトルネックになっては意味がありません。大切なのは各工程の「部分最適」ではなく、センター全体を見据えた「全体最適」です。実際にはすべての業務をロボット化することは珍しく、ロボットを適用しない部分の業務設計やレイアウト設計までも考える必要が出てきます。
現場のありがちな「例外」と「将来」への備え
さらに注意したいのが、ロボットは「例外処理」に弱いという点です。日々の業務の中で、どんなイレギュラーが発生しているかを徹底的に洗い出しておく必要があります。また、繁忙期の物量増加にどう対応するかも大きな課題になります。ロボットを増やすのか、人のサポートで乗り切るのか。対応方法まで含めて検討する必要があります。
また、システム面でも検討は尽きません。現状の倉庫管理システムと連携させるのがベストなのか、これを機にロボットとの相性が良い新たなWMS・WESに入れ替えた方がいいのか。そして、今回の導入だけで終わらせず、将来的にさらに別のロボットを加えられる「拡張性」があるか。こういった数多くの選択肢を考えながら最終的に費用対効果を出すためシミュレーションをするとなると、とてつもなく大変な作業になります。
現場の味方になってくれる「プロの伴走者」を選ぼう
こうした難題は自社だけで解決しようとせず、早い段階から専門的なノウハウを持った企業に相談するのが、一番の近道です。特定のロボットベンダーに縛られずにフラットな選定ができ、かつ複数のベンダーをコントロールしてくれる存在。ロボットを導入する部分だけでなく、導入しない部分までを含めたトータルな業務設計ができるパートナーです。
情報システムの確かなノウハウを持ちつつ、あなた方と同じ「物流部門の目線」で現場改善を考えてくれる。そんな頼れるパートナーと一緒にロボット導入の検討をすることが、効果的な物流改善へとつながります。




