「今日はシフトを組まなきゃいけない日か…。」
なんとなく憂鬱な朝を迎えていませんか。
人は足りない、急な欠勤は出る、文句は自分に集まる。若手リーダーが一番消耗する仕事かもしれません。
シフト作りは“調整役”の仕事になりがち
物流センターのシフト作りは、単なる人員配置ではありません。
パートさんの希望、作業量の波、上司からの指示、そのすべてを受け止めて形にする役割です。現場を一番よく知っている若手が任されることも多く、「とりあえず回せる形」を毎回必死に考えることになります。
本当は改善したいと思っているのに、考える時間も余裕もなく、結果として同じやり方を繰り返してしまう。そんな状態に心当たりがある人は少なくないはずです。
現場でよくある“しんどい瞬間”
例えば、前日までは問題なかったはずのシフトが、当日の欠勤ひとつで一気に崩れる。
作業は止められない中、誰をどこに動かすかを瞬時に判断しなければならない。なのにパートさんからは不満が出て、上司からは「もっと効率よくできないのか」と言われる。
その場しのぎで対応している自分が一番疲れているのに、評価されにくいのも辛いところです。シフト作りが「感謝されない仕事」になってしまっている現場も多いのではないでしょうか。
なぜ若手だけが消耗してしまうのか
この問題の根っこは、個人の頑張りに頼りすぎている点にあります。シフト作りの判断基準が頭の中にしかなく、過去の実績や作業量との関係が整理されていない。だから毎回ゼロから考えることになり、経験の浅い若手ほど負荷が集中します。
改善意識はあるのに、「仕組みとしてどう変えるか」を考えるところまでたどり着けない。その状態が、消耗感をさらに大きくしています。
AIを“相談相手”にするという選択
いきなり大きなシステムを入れる必要はありません。まずはAIをシフト作りのアシスタントとして使うところから始めてみるのも一つの方法です。
例えば、過去のシフトや作業量をもとに「この条件なら何人必要か」を整理する。急な欠勤が出たときも、代替案を複数出してもらう。自分の判断をAIに言葉で説明してみるだけでも、考えが整理されます。
重要なのは、決定をAIに任せることではありません。
若手リーダーが「一人で抱え込まない」ための相棒として使うことです。そうすれば、場当たり的だったシフト作りが少しずつ再現性のある仕事に変わっていきます。
小さな一歩が、現場を楽にする
シフト作りが楽になると、現場を見る余裕も生まれます。「回す」だけの毎日から、「改善を考える」時間を取り戻せるはずです。
全部を変えなくていい。まずは一つ、負担を減らす工夫から。
それだけでも、若手リーダーの毎日は確実に変わっていきます。



