気づけば、今日も細かな操作説明やトラブル対応。
鳴りやまない問い合わせ対応をしているうちに、「本来やるべき仕事」に手がつかないまま一日が終わる。
この状況、何とかならないか…。
そんなモヤモヤを抱えながら、画面と向き合っている方も多いはずです。
良かれと思って進めた改善が、負担を増やしている
業務改善やシステムの見直しは、本来、現場を楽にするためのものです。
ところが実際には、画面の変更や入力項目の調整、権限の設定変更など、細かな作業が積み重なり、その多くがIT部門に集中してしまいます。
ひとつひとつは小さな調整でも、重なると意外と大きな作業量になります。
「ちょっと直すだけ」「ついでに変えてほしい」という声が積み上がり、気づけば“何でも屋さん”のような状態になってしまうのです。
問題は“人”ではなく“構造”
こうした状態になると、「ITの人数が足りない」「もっと詳しい人がいれば」と考えがちです。
しかし、原因は“人”ではなく“構造”にあります。
設定変更や調整を、人の手で支える前提の仕組みになっていると、改善すればするほど調整作業が増え続けます。
つまり、頑張る人がいるほど、仕事が集まってしまう構造になっているのです。
システムを“人に優しい形”へ
最近は、設定変更や業務の変化を前提に作られた、扱いやすいシステムも増えています。たとえば、業務の流れや画面の調整が分かりやすく整理されていて、現場側でもある程度触れるようになっている仕組みであれば、IT部門に毎回相談しなくても進められる場面が増えていきます。ノーコードで現場でも簡単に作れるシステムや、自分達でデータをダウンロードして分析できるシステム、ダッシュボードによりリッチなビジュアルで情報提供できるシステムなどが、その例です。
こうした“新しい仕組み”を選ぶことは、「今の仕事を楽にする」だけでなく、「これから増える仕事に備える」ことにもつながっていきます。
DXはあなたの仕事も楽にする
さらにこれからは、システムに蓄積されたデータを使ってAIエージェントが業務をやってくれる、そんな時代になりつつあります。膨大な時間をかけて組んでいたプログラムと同等の内容を一瞬に判断して行動をしてくれるAIの存在は、あなたの仕事の仕方を変えてくれるかもしれません。こういった最新テクノロジーこそ、あなたのような若手が得意とする分野であり、キャリアップにもつながるでしょう。
改善しようとする気持ちは、とても前向きで大切なものです。
だからこそ、その改善が“自分達の負担”にならない形で続けられ、さらに企業にとっても競争力を高める新しいシステムを、そろそろ検討してみませんか。



