2020.11.17

WMSの導入効果を7つのポイントで紹介

導入企業が語る! このWMSを選んだ理由

 

SLIMSを導入されたお客様からは、導入後、高い効果が得られたとのお声を多数いただいております。ここでは、マテリアルフローの事例記事でも紹介された「導入後の効果」を一部ご紹介します。 (お取引企業様の敬称は省略させていただきます。)

 

正確性の向上により、誤出荷などが大幅に削減

  • ・従来は紙の伝票を目視で確認していた作業が、ハンディーターミナルの使用で正確性が向上。導入前は毎月のように発生していた誤出荷が、導入後はほぼ0になった。
  • (株式会社にんべん)
  • ・入荷から出荷までの間にハンディーターミナルを使ったチェックを3回行う「バーコードオペレーション」の構築により、月間50件弱あった誤出荷が10件未満まで減らすことができた。
  • (TONE株式会社)
  • ・マニュアルの目視作業からハンディーターミナルを活用したバーコード作業としたことで、出荷・在庫管理の精度も向上。その成果を在庫ロス=期首と期末の在庫差異から検証した結果、昨年までに「ロスが8割弱も削減」できた。
  • (西川ロジスティクス株式会社)
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  • ・ハンディーターミナルでの注意喚起や製品画像の表示などにより、導入後は「誤出荷がゼロ件」になった。また、もともと月15万箱も取り扱いがあるにもかかわらず、出荷ミスは年間1件~3件程度と少なかったため、ミスを出した作業者の受けるダメージは大きかった。しかし、手順を守って作業を進めれば御出荷の心配がないため、作業者の精神的な負担も軽減された。
  • (丸栄ニューウェーブ株式会社)

 

保管効率の向上

  • ・賞味期限毎の保管をしていたため保管効率や作業効率が悪かったが、導入後は入荷した順に空きロケーションに格納するだけになり、劇的に効率が向上した。
  • (株式会社にんべん)
  • ・フリーロケーション運用による保管棚の充填率向上により保管スペースが160㎡削減された。
  • (丸栄ニューウェーブ株式会社)

 

作業の標準化による、作業時間・人数の削減

  • ・物量がますます増える一方で、作業員を増加することなく、午後7時半の出荷完了時間を維持できているなど、SLIMS導入による作業時間の削減効果は大きい。当初の目標「作業量の9%ダウン」以上の効果が生まれた。
  • (ヘラマンタイトン株式会社)
  • ・倉庫毎の在庫確認や出荷作業のFAXによる指示などの業務がなくなり、台帳管理も不要となるなど、業務時間が短縮できた。特に出荷作業では、WMSが先入れ先出しで適切な指示をするため、作業者はそのままピッキングするだけでよくなった。作業者は目視での商品の検品や、実績を台帳に記述する作業もなくなったため、出荷現場の作業効率が大幅に向上した。
  • (株式会社JSP)
  • ・帳票管理を行う事務課の作業を自動化でき、作業人数が半数以下にできた。煩雑だった現場作業の生産性向上により、物流のトータル人員も約10%削減できた。
  • (西川ロジスティクス株式会社)
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  • ・システム稼働前のセンターでは160名のスタッフが必要と想定されていたが、導入効果を見込んで120名で開始した。特にハンディーターミナルによるオペレーション効率化の効果は大きく、現在はスタッフを85名まで絞り込んでおり、約半数を削減できた。
  • (オカモト通商株式会社)
  • ・アイテム数が以前の10倍となり、扱い物量も大幅拡大したにもかかわらず、作業人員は通常18名で増員せずに対応できている。
  • (アドレス通商株式会社)

作業の標準化による、新人教育の簡略化

  • ・倉庫内の商品の場所を覚える必要がなくなり、ハンディーターミナルの操作方法を覚えるだけのため、約2か月かかっていた新人教育が2週間に短縮された。
  • (株式会社にんべん)
  • ・ピッキング作業はバーコードラベルを出力し、バーコードをスキャンすることでペーパーレス化され、作業者は誰でも迅速で確実な作業をすることが可能になった。このような作業のシンプル化により、パート・アルバイトの比率が高まり、作業単価・人件費が削減された。
  • (西川ロジスティクス株式会社)

作業進捗の管理による、物流コストの削減

  • ・作業工程ごとのすべてが数字で見えるので、その数値を用いたミーティングを実施して運用管理に活用している。これにより、今まで見えなかった物流コストが見えるようになった。
  • wms_select_image2-3.png
    (西川ロジスティクス株式会社)
  • ・PC画面でそれぞれの業務の進捗状況が確認できるため、現場スタッフの振り分けや人員の平準化が可能となった。
  • (秋元運輸倉庫株式会社)

クラウドサービス

  • ・クラウドサービスにより、多数の倉庫の在庫情報を一元管理が可能となり、業務効率が向上した。
  • (株式会社にんべん)
  • ・自社にサーバを持たないことで、従来は5年ごとに保守のため自社サーバ入れ替えのコストを要していたのが不要となるのに加え、BCP対策にもなった。
  • (ヘラマンタイトン株式会社)

3PLサービスの拡大

  • ・通販会社から物流業務の引き合いを頂いたときに、小規模な案件は入り口としてこのクラウドシステムを適用し、ビジネスの成長に応じて顧客分析・販促ツールや他のシステムを組み合わせて発展させる、といった使い方が可能。既存のWMSを含めお客様のビジネス特性に合わせるサービス提案の幅を広げることができた。
  • (アドレス通商株式会社)
  • ・導入後3PL業務は順調に拡大し、新規荷主は5社を数えた。
  • (オカモト通商株式会社)

出展 流通研究社発行 月刊マテリアルフロー

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