「今日も1人休みか…。」
そうつぶやきながら、スマホでタイミーを開く。
この流れ、もう考えなくても手が動くレベルかもしれません。
早いし助かるし、管理者としてはまず、今日を乗り切ることが最優先ですよね。
欠けても回る現場に近づくために
欠員が出るたびに現場が揺らぐと、どうしても「人を足さなきゃ」という発想になります。でも実は、最初に見直したいのは「人」ではなく「仕事の中身」そのものです。
たとえば物量が多い日でも、翌日に出荷しても構わない分までいつも通りに作業していませんか?
今やらなくても止まらない仕事、あとに回せる仕事が混ざっている事に気が付いていない事はよくあり、「今やるべき作業」に絞るだけで、人を呼ばずに済むケースは少なくありません。
作業を減らす判断も、立派な現場運営です。
「人を呼ぶ」以外の選択肢を持つ
次に考えたいのが、アウトソーシングを検討することです。
たとえば、複数の荷主を扱っている物流事業者であれば、現場ごとの波動をならしながら要員を融通できる人員体制を持っています。
コストを下げるための最適な人数でシフトを自社だけで組めば欠員は出せませんが、アウトソーシングであればこの欠点を補えます。
“今日をしのぐための呼び出し”から、“回る前提で組まれた外部活用”へ切り替えるだけで、現場の安定度は大きく変わっていきます。
“欠けても回る”を仕組みでつくる
そして3つ目が、システムそのものを変える選択肢です。最近では、倉庫内の動きや作業時間、出荷量などのデータを自動で集め、
「どこが詰まりやすいのか」「どの時間帯に負荷が集中するのか」を見える形にしてくれるクラウド型のWMSや、AIを活用した分析ツールも広がっています。
感覚や経験ではなく、データをもとに人員配置や作業順を組めるようになると、
“欠けても回る設計”を作ることができ、現場の運用は安定するでしょう。
「そろそろ仕組みで考える」タイミングかもしれません。
タイミーなどのスポットワーク型の人材活用は、これからも現場の強い味方ですが、それが慢性的に発生しているのなら要注意。 「人が欠けると回らない」状態から、「仕組みがあるから安定する」状態へ変えることはできます。人をどう集めるかではなく、どう回る仕組みにするか。
そろそろ、現場のあり方そのものを見直すタイミングかもしれません。



