はじめに
2025年は改正物流効率化法(CLO設置義務化など)をはじめとした法令が施行されます。企業は物流管理の積極的な見直しが進められるはずです。そもそも、物流管理は物量や納期などの変化にいかに適応するかがテーマです。昨年は、2024年問題がクローズアップされました。その対応として条件や計画の見直しとともに、共同化へのチャレンジが盛んに行われるようになっています。
例えばリードタイムの見直しです。リードタイムが翌日納品から翌々日納品へ見直されることによって生まれる時間的な余裕をうまく使って、輸送はもとより倉庫のオペレーションの平準化が進められます。平準化されることにより物流ロボットが適用しやすくなります。2025年はこのような見直しが更に進み、作業を自動化する環境が整っていきます。また、物流の運営管理面ではAI技術の進歩によりマネージャーの判断業務をサポートしたり、肩代わりすることができるようになっていきます。
本セミナーでは、物流の運営管理及び、現場作業はどう変化するのか、またどんな技術が物流に使われるかシニアコンサルタントの早川典雄が2025年の変化を予測します。
講演内容
13:00~13:05 | ご挨拶 |
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13:05~14:05 |
持続可能な物流への脱皮に向けた取り組み20252025年は物流の構造的な課題を解決するための取り組み実装が加速し、持続可能な物流の実現にとって大きな転換年となります。物流効率化が義務になる中、危機意識が高い今こそ、荷主事業者と物流事業者の関係性を見直し自社のロジスティクス能力を高めるチャンスです。これらの変革の手段のひとつにデジタルトランスフォーメーションがあります。 本セッションでは、2024年問題をはじめとした昨年の振り返りをするとともに、2025年の産・官の主な動きを俯瞰しながら、DX(BRAIS)による持続可能な物流の展望を解説します。
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14:05~14:10 | 質疑応答 |
講師紹介
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早川 典雄
LLP事業部 参与1984年西濃運輸入社。同年セイノー情報サービスに出向し、90年に転籍。ITベースの物流システム・物流サービスの企画・開発・運営に従事。同社取締役を経て、現在、LLP事業部参与。博士(工学)。
JILSロジスティクス経営士専門委員会委員、東京海洋大学大学院非常勤講師、流通経済大学非常勤講師。
共著に、IT新時代の物流サービス、物流セキュリティ時代、マッシュアップ時代のサプライチェーンロジスティクス、協調時代のサプライチェーン。
開催概要
日程 | 01/31(金) 13:00〜14:10 |
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会場 |
[オンライン] |
参加費 | 無料 |
主催 | 株式会社セイノー情報サービス |
お問い合わせ先 | 株式会社セイノー情報サービス |
ご連絡事項
- ・同業者様はお申込みをお断りさせて頂く場合があります。
- ・講演内容につきましては、一部変更になる場合があります。