はじめに
現在、物流需要の拡大に対して物流業務に携わる人材が不足しており、物が運べなくなる物流クライシスが問題となっています。
その結果、物流企業は人員確保や運送料の見直しを進め、荷主企業は上がった物流コストを抑える方法を模索しています。
従来、企業はWMS等のシステムによる作業・保管効率の向上やマテハンの導入による自動化を進めていました。
しかし、こういった自社だけでできる部分最適だけではなく、他社を含めた全体最適を検討すべきです。
その一つとして共同輸配送があります。
共同輸配送自体は昔から似通った商品を集めることが主体でしたが
現在では業種・業態に縛られない共同配送を利用することも有効です。
本セミナーは、この共同輸配送を実現するためにはどうすべきかを東京大学の西成教授に解説頂きます。
当社はこの共同輸配送を実現するために、内閣府が創設した
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「スマート物流サービス」プロジェクトにて実装しました。
続くセッションで本サービスの内容と有効性を紹介します。
東京会場での受付は中止しました、オンラインお申込み受付中
講演内容
13:00~13:10 |
ご挨拶
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13:10~13:50 |
今後のロジスティクスとフィジカルインターネット物流の効率化は今やあらゆる企業にとって極めて重要な経営戦略の一つです。
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13:50~14:30 |
物流の山谷を無くし(山崩し)、生産性アップと働き方を改革 ~ムダ・ムラを無くせば、ムリもなくなる~本セッションでは、地域内の共同集荷・共同配送、地域間を結ぶ幹線共同輸送を対象に、
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14:30~14:40 | 質疑応答 |
講師紹介
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西成 活裕
東京大学 先端科学技術研究センター
教授東京大学大学院博士課程修了 博士(工学)
車、人、インターネットなどの流れに生じる「渋滞学」や生産やサプライチェーンから、家庭社会での渋滞とムダを改善する「無駄学」を専門とし、世界最高権威の米物理学専門誌フィジカルレビューレターズなどに多数の論文を掲載、2021年イグノーベル賞受賞。
国土交通省「2020年代の総合物流施策大綱に関する検討会」構成員、
経済産業省「フィジカルインターネット実現会議」委員をはじめとして、行政主催の会の委員などを多数歴任。
著書『渋滞学』は講談社科学出版賞などを受賞。
日経新聞「明日への話題」連載、日本テレビ「世界一受けたい授業」に多数回出演するなど、多くのテレビ、ラジオ、新聞などのメディアでも活躍。
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早川 典雄
LLP事業部 参与1984年西濃運輸入社。同年セイノー情報サービスに出向し、90年に転籍。ITベースの物流システム・物流サービスの企画・開発・運営に従事。同社取締役を経て、現在、LLP事業部参与。博士(工学)。
JILSロジスティクス経営士専門委員会委員、東京海洋大学大学院非常勤講師、流通経済大学非常勤講師。
共著に、IT新時代の物流サービス、物流セキュリティ時代、マッシュアップ時代のサプライチェーンロジスティクス、協調時代のサプライチェーン。
開催概要
日程 | 02/18(金) 13:00〜14:40 |
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会場 |
[オンライン] |
定員 | 東京会場 : 受付を終了しました |
参加費 | 無料 |
主催 | 株式会社セイノー情報サービス |
お問い合わせ先 | 株式会社セイノー情報サービス イベント事務局 |
ご連絡事項
- ・同業者様はお申込みをお断りさせて頂く場合があります。
- ・講演内容につきましては、一部変更になる場合があります。